2018年05月25日

アクティブ5

 身体を動かすと気分も良くなり、継続的なエクササイズはその特性に応じた効果を生み出すことはよく知られています。平均寿命が男女とも世界のトップである日本では、寝たきり、介護にかからない「健康寿命」を延ばすことが、超高齢化時代の社会的課題として取り上げられています。
 その解決の一つとして、日常の中にさりげなく運動を取り入れてもらい、知らず知らずのうちに健康を維持・増進を図る「運動の生活カルチャー化」を目指した研究に取り組んでいます。ただ、運動が好きでない、苦手な方を、継続的に運動してもらうのはなかなか難しい問題です。そこで、生体情報(心拍、動作、発汗など)をセンシングするウエアを着用してもらい、身体状況、活動状況を知らず知らずに計測して、必要なタイミングでさりげなくエクササイズに誘うようなシステム構築を考え進めています。すべての人をアクティブに、ということで「アクティブ・フォ・オール拠点」と検索すると研究の内容がHPに掲載されています。
 健康寿命を延ばしQOLを高めるために、3分エクササイズ『アクティブ5』を開発しました。特長は@生涯元気になれる5つの運動、A三世代が一緒にシンクロできる楽しさ、B簡単ではないからステップアップと達成感、があげられます。
先のHPにはアクティブ5の説明、動画もあります。日常の中、3分間のエクササイズで身体を楽しませ、そして多世代でつながることも楽しんでみて下さい。
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2018年04月13日

スポーツ・インテグリティ

 スポーツには「する」「みる」「ささえる」の循環があり、その中で多くのものを受けとり、成長、自己実現、幸福、平和へとつながっています。スポーツ本来がもつこのような大きな価値を生み出すには、スポーツに携わる選手、指導者、関係者ならびに組織の高潔性、健全性が求められます。近頃、よく耳にするスポーツ・インテグリティという言葉は、まさにこの高潔性、健全性のことを指します。
 スポーツがもつ大きな価値を脅かすものに、「ドーピング」があげられます。これは、トレーニングによって自らの限界に挑戦するのではなく、薬物の力を借りてパフォーマンスを向上するものです。当然のことながら、アスリートの叡智、努力によらない、「ずる」をすることで競技力を高めることになり、また副作用によって自らの身体にも大きなダメージを受けることになります。
 いずれにしても、そのような薬物によって達成されたパフォーマンスは、誰からも賞賛をされず、スポーツそのものが持つ価値を無くし、狭義そのものを冒涜(ぼうとく)することになります。
 同じように「八百長」「ハラスメント」もインテグリティとは対極にある行為です。古代オリンピックがなぜ終焉したのかという歴史を振り返るまでもなく、高い志をもち、公平・公正な環境の中で、自らの最大努力で限界にチャレンジするアスリートたちによって展開される「する」、そして周囲の「みる」「ささえる」がスポーツの正当な価値を高めてくれます。
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2018年03月26日

大学スポーツコンソーシアムKANSAI

 大学スポーツコンソーシアムKANSAIという組織が立ち上がりました。2011年のスポーツ基本法の制定以来、国のスポーツ振興に関わる政策が数多く打ち出されてきています。大学スポーツに関わっては、2017年の第2期スポーツ基本計画が策定された中に、スポーツを「する」「みる」「ささえる」人と場の充実に向けて「大学スポーツの振興」という目標が掲げられました。
 国のこのような流れとともに、この間、関西にある十余りの大学で、大学スポーツ振興に関わる検討会議を重ねてきて、冒頭の組織を立ち上げました。この組織は、これまで個々の大学で取り組んできた叡智を共有化し、さらに発展させることにより、関西の大学スポーツ盛り上げ、この関西の大学スポーツを起点として、『KANSAIを元気に、日本を元気に!』ということを目的にしています。
 そのためには、学生アスリートが安全・安心な環境で練習・試合にのぞめるようにすること、多くの方の支えの中で学生アスリートが活躍し、人財として育っていくこと、大学スポーツの魅力を伝え、新しい価値を創造することを柱にしています。これらの実現には、大学関係者だけではなく、多くの方々(学連、学生団体、自治体、企業など)から賛同を得て、大学スポーツを知ってもらう、実際にみてもらうところから始めることになります。
地道な取り組みになりますが、大学スポーツはいま新展開を迎えています。是非、大学スポーツにも注目ください。
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