2017年08月22日

スポーツにみる応用問題

 この夏、スポーツに真摯に取り組む高校生の試合を観にいく機会がありました。試合で競技成績(パフォーマンス)をあげるには、日常のトレーニングで実力(競技力)を高めることがまず必要です。競技で求められる競技力には競技(種目)ごとに特徴あり、その特徴に合わせてトレーニングを積んでいく必要があります。
 いずれにしても競技力を高めて自分の身体を思い描いたように動かせるようにすることです。ただ、これがなかなか難しい。身体を動かすということは筋肉を使って関節を動かすことです。上肢・下肢には大きな関節が左右に各3つあり、関節自由度(関節が動く軸の数)の合計は28で、かなりの数です。さらには大抵のスポーツは瞬時に全身を動かすので、28もの自由度を短い時間で、最適な順序と力で制御するという作業はかなりの難問です。加えて、同じ年齢、同じ競技レベルであっても体型、筋肉の発達は異なっており、動かし方の「最適解」は人それぞれに違うことになります。
 このように現状の身体能力による「動きの最適解」を求めてトレーニングするわけですが、コンディショニングあるいは試合環境による身体状態の変化は問題をさらに複雑にします。
「スポーツする」とはこのような複雑な応用問題の最適解を常に求める営みということになります。このスポーツすることの理解は「学習、キャリアなど別の方面にも転用可能である」ということを多くのスポーツ経験者が実感しています。
posted by 忠 at 00:00| Comment(0) | 【Lakes Magazine】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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