2017年11月20日

アートの力

 身のまわりにある建物、道具、衣服、日常品などは様々な形、色、質感を持っています。それぞれの意図に合わせてつくられたこれら人工物は、まさに人がつくり出した作品です。その物の持つ機能性だけでなく、使ってみたくなる、買いたくなるという心理的な動機につながる魅力(芸術性)も求められます。
 このような背景からなのか、最近、美大生を雇用する企業が増えていると聞いています。何もデザイン、美術を担当する、という役割だけでなく、経営の議論にも関わり、美的な感性・感覚から組織の中での横串を指すことに役立つ人財として活躍しているようです。
 ご存じのように、社会はいま急激な変化を遂げています。テクノロジーの急速な発展に伴い、社会のシステムも大きく変わってきています。第4次産業革命といわれる時代において既存の路線を踏襲するやり方では追いつかなくなってきています。このことはスポーツの現場でも同様です。テクノロジーの発展による恩恵を受ける時代だからこそ今まで以上に従来とは異なるアイデアが求められるようになってきています。その意味でも、スポーツの強化、指導にあたっては、アートの力、デザイン思考などを取り入れることが今後重要になっていくでしょう。
 これからのアスリートは、科学的で客観的なトレーニングを積み、芸術的な感性とデザイン思考を持って競技力を高め、その強化の中で蓄積した力を社会の中で還元していくことになるでしょう。
posted by 忠 at 16:06| Comment(0) | 【Lakes Magazine】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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