2016年03月10日

節目の目標に向けて

 今年はオリンピック・パラリンピックがリオデジャネイロで開催される年です。まさに、選手、関係者にとっては、大きな節目となる年で、大会の日程に合わせてこれまでのトレーニング成果をもとに最高のパフォーマンスを発揮することになります。
 スポーツの試合のみならず、受験、各種の試験、学会の発表、プロジェクトの報告会など、それぞれにとって節目となる大事なイベントがあります。そのようなイベントの目標達成に向けて、計画をたて工程を管理しながら進めて行きます。このように、自らのキャリアについて検討するモデルに、GROWモデルというものがあります。自らの目標(Goal)を見据えて、目標に向かうための現状(Reality, Resource)を把握し、現状と目標をつなぐ選択肢(Option)を考え、目標へ向かっていく意志(Will)を確認します。これを具体的に書き出して、節目の目標達成に向けて整理します。
 先日、大学院のキャリア形成科目で、「10年後の目標達成」に向けた各自のGROWモデルを発表してもらい、全員からコメントを受け、GROWモデルをより具体的な内容に改訂することを行いました。その結果、院生は10年後がより明確に意識できるようになりました。ある調査によると目標達成できる人は、@目標があるAその目標を書いているB目標達成のための具体的方法がある、というものです。節目の目標達成に向けて皆さんも是非試してみて下さい。
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2016年01月01日

レジリエンス

 レジリエンスという言葉をご存じでしょうか?英語で、resilienceです。意味は、立ち直る力、回復力、弾力。いわば「七転び八起き」の精神です。日常生活、仕事、スポーツなどいずれの場面でも、つまずいたり、失敗したり、停滞するなどの時期がありますが、そのときにどのようにして乗り越えるのかの場面で求められ、特に、大きなチャレンジのときに発揮されるメンタルタフネスです。
 昨年のラグビーワールドカップで日本代表は、歴史を変える大きな成果を生み出しました。そのときメンタルコーチを担当した荒木氏は講演で、“レジリエンスは、自信を高め、実力発揮させ、一方でストレス・不安を下げるものである”と紹介されました。このレジリエンスの力をつけるには、@自分自身を理解する(思考、感情、行動)、A自己制御能力、B楽観性、C機転(柔軟かつ正確な思考、広い視野)、D強みを生かす、E人との関係性(前向きで効果的なコミュニケーション)をあげていました。このようなレジリエンスを構成する能力を高めるには、明確な目標とモチベーションが必要です。
 読者の皆さんは、2016年を迎えて、新たな目標を立てられていることでしょう。その目標に到達するためには、困難に出会っても、壁にぶち当たってもそれを乗り越えていくレジリエンスを持って、今年の干支の「さる」のように知恵を巡らせた準備、計画、実行で目標成就させていきましょう。
 今年も良い年になることを祈念します。
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2015年11月19日

健康づくりと「定食」

 先日、健康づくりに関わる講演を頼まれ、あれこれ考えてみました。ウォーキング、ジョギングなどを続けるとスタミナがつきます。また、筋力トレーニングを継続すれば、筋力が大きく発揮できるようになり、筋肉も肥大します。適切な食事と運動を組み合わせれば、体脂肪量の多い人は脂肪を減らせることも示されています。さらに、高血圧、高脂血症、高血糖に対する運動効果も科学的データに基づいて証明されています。
 身体活動・運動が健康づくりに貢献するのは明らかです。でも『分かってはいるけど続かない』。三日坊主になることが多いですね。そんなときに思いついたのが、三日坊主を3日間のインターバルで行えば「続けられる」のではないか。
 もし、皆さんが、これから毎日3回の食事を一軒の定食屋で、「同じ定食を食べ続けなければならない」としたら何の定食を選びますか?好きなものは色々あるでしょうが、1日3回365日同じものとなると考えますね。素敵な答えの一つは、「日替わり定食」です。そうです、時間帯、体調によっても食べたいものは変わります。同じものばかりでは飽きてしまいます。ですので、毎日の献立にも変化を求めます。同じ発想で、運動も豊富なメニューの中からチョイス出来るようにすると良いですね。そのためには、正しい知識を身につけること、指導者から習うことが必要です。なぜなら、栄養と同じで、『好き嫌いをなくすこと』は運動においても大事だからです。
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