2016年01月01日

レジリエンス

 レジリエンスという言葉をご存じでしょうか?英語で、resilienceです。意味は、立ち直る力、回復力、弾力。いわば「七転び八起き」の精神です。日常生活、仕事、スポーツなどいずれの場面でも、つまずいたり、失敗したり、停滞するなどの時期がありますが、そのときにどのようにして乗り越えるのかの場面で求められ、特に、大きなチャレンジのときに発揮されるメンタルタフネスです。
 昨年のラグビーワールドカップで日本代表は、歴史を変える大きな成果を生み出しました。そのときメンタルコーチを担当した荒木氏は講演で、“レジリエンスは、自信を高め、実力発揮させ、一方でストレス・不安を下げるものである”と紹介されました。このレジリエンスの力をつけるには、@自分自身を理解する(思考、感情、行動)、A自己制御能力、B楽観性、C機転(柔軟かつ正確な思考、広い視野)、D強みを生かす、E人との関係性(前向きで効果的なコミュニケーション)をあげていました。このようなレジリエンスを構成する能力を高めるには、明確な目標とモチベーションが必要です。
 読者の皆さんは、2016年を迎えて、新たな目標を立てられていることでしょう。その目標に到達するためには、困難に出会っても、壁にぶち当たってもそれを乗り越えていくレジリエンスを持って、今年の干支の「さる」のように知恵を巡らせた準備、計画、実行で目標成就させていきましょう。
 今年も良い年になることを祈念します。
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2015年11月19日

健康づくりと「定食」

 先日、健康づくりに関わる講演を頼まれ、あれこれ考えてみました。ウォーキング、ジョギングなどを続けるとスタミナがつきます。また、筋力トレーニングを継続すれば、筋力が大きく発揮できるようになり、筋肉も肥大します。適切な食事と運動を組み合わせれば、体脂肪量の多い人は脂肪を減らせることも示されています。さらに、高血圧、高脂血症、高血糖に対する運動効果も科学的データに基づいて証明されています。
 身体活動・運動が健康づくりに貢献するのは明らかです。でも『分かってはいるけど続かない』。三日坊主になることが多いですね。そんなときに思いついたのが、三日坊主を3日間のインターバルで行えば「続けられる」のではないか。
 もし、皆さんが、これから毎日3回の食事を一軒の定食屋で、「同じ定食を食べ続けなければならない」としたら何の定食を選びますか?好きなものは色々あるでしょうが、1日3回365日同じものとなると考えますね。素敵な答えの一つは、「日替わり定食」です。そうです、時間帯、体調によっても食べたいものは変わります。同じものばかりでは飽きてしまいます。ですので、毎日の献立にも変化を求めます。同じ発想で、運動も豊富なメニューの中からチョイス出来るようにすると良いですね。そのためには、正しい知識を身につけること、指導者から習うことが必要です。なぜなら、栄養と同じで、『好き嫌いをなくすこと』は運動においても大事だからです。
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2015年09月24日

哲学の道

 「哲学の道」と聞くと、京都の永観堂から銀閣寺あたりまでの琵琶湖疎水沿いの道を思い浮かべられるでしょう。哲学者・西田幾多郎などが散策したことでその名前がついています。ドイツのハイデルベルグにも哲学の道がネッカー川沿いにあり、こちらは少しきついアップダウンがあります。いずれの道も風景が良く水辺に近いことが共通していて、「気持ちが良い、歩きたくなる環境」があります。
 各種調査によれば、男性の1日の平均歩数は8200歩程度で、健康増進の意味ではあと1000歩増やすことが求められています。とはいえ、忙しい現代人に移動のためだけに歩いてもらうのは難しいようです。哲学の道のように歩いてみたくなる環境整備も必要です。
 歩くことは、一定のリズムを刻んで運動するので、思索を巡らし、アイデアを思い浮かべるのにも適しています。アリストテレスの時代は、回廊を歩きながら議論したようです。運動のためというとなかなか思うように歩けませんが、気分転換、頭の整理のために、10分の歩行を1日に2-3回追加できると身体にも頭にも良いことになります。
 歩行に関する学会の展示で、面白いリハビリ装置を見かけました。トレッドミルの上を歩き、正面に映像モニタがあり、歩行と連動しています。解答の選択肢を足で踏んで答えます。正解だと加点、間違えれば減点。ゲーム感覚を取り入れた歩行運動と頭の体操です。現代版の哲学の道ゲームといえるかもしれません。
posted by 忠 at 14:11| Comment(0) | 【Lakes Magazine】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする